2012-05-27_100630

この記事は2000年のスレッドをまとめたものです。

1: Purify 2000/09/05(火) 10:28
この手の話題を映画板で振ると映画マニアが「専門的見地」で語り出して
ウザいので、一般的な意見をロビーで聞きたいと思います。

この前、「キッズリターン」みたんだけど、本当に感動した。
時間経過の表現、心理描写、脇役の設定、特に数人の話を違和感なく
展開させるのは驚き(「パルプフィクション」とかみたいに大仰じゃないし)。
「HANA-BI」や「菊次郎の夏」なんかも内的な部分の表現がすごく上手に
描かれてると思う。

でも、これって「ビートたけし」を知ってるから、「漫才師のクセにすごい」が
ベースにあるのかなあとも思っちゃうんだけどね。



2: うひょひょひょ 2000/09/05(火) 10:35
技術的なところはいかようにも手伝えるんだから、それ+鋭いたけしの感性でああいう作品が出来るんじゃねーの?



3: ドピュチュ~1Cust217.tnt1.atsugi.jp.da.uu.net 2000/09/05(火) 10:37
たしかに感性はあるな。タケシは



4: Purify 2000/09/05(火) 10:41
感性ってやっぱり天性ですよね。
作品の中に出てくる絵はすごく繊細な感じがして、そゆとこにも
感性を感じられますよね。

でも、この前本屋で立ち読みしたたけしの詩集はちょっとクサすぎて
寒かったけど、、



5: 激裏名無しさん 2000/09/05(火) 10:42
たけしなんてつまんないよ
高校生でもあのくらい作るだろ



9: Purify 2000/09/05(火) 10:44
>>5
あんま詳しいことはわからんですが、キッズリターンの描写とかって
上手くなかったですか?ハヤシの人物像なんて高校生にはちょっと
できない表現ですよ。
技術的なことはわからんですけど。



7: まーさん@SUNSHINE BABY 2000/09/05(火) 10:44
高校生がベネチアで賞もらえるとは思えませんがね



6: からす 2000/09/05(火) 10:43
能ある鷹の爪だしまくり・・・



8: ゲレンモーター 2000/09/05(火) 10:44
俺も「キッズリターン」好きだよ。
お笑いとしては枯れてきたけれど
監督としては脂がのってくる頃かもね。
ハリウッド制作の新作も楽しみです。



10: Purify 2000/09/05(火) 10:48
>>8
お笑いはやめなさそうですね、、
「痛々しい」とか言う意見もあるけど、ま、あれがたけしって
ことでいいと思います。
志村けんとかも、スタンス変えて若手と絡んだりして
地位を保ってるし。やっぱり柔軟性って必要ですよね。
かたくなな欽ちゃんには侘しさを感じますけど。



11: ぁゃιぃ 2000/09/05(火) 10:50
面白かったけど、「感動」はしなかった。>>『キッズ・リターン』
ただ何度も見返せば見返すほど人間味の感じられる深みのある映画だった。
あと、最後にあのタクシーの運転手、やっぱ@@@しチャッタんダヨネ?



12: 激裏名無しさん 2000/09/05(火) 10:51
色使いが綺麗で好きです(これは周囲の力でもできる?)。
あと@`編集の仕方が絶妙だと思います(確か自分でやってたはず)。
お笑いの「間」って0コンマ何秒の微妙な世界じゃないですか。
たけしはもう年齢的な問題もあって反射神経でその間を掴むことはもうできないのかもしれないけれど@`
瞬間の切り取り方はかって(その時代なりの)鋭い反射神経を持っていたんだろうな・・と感じます。



26: 天才工房 2000/09/05(火) 11:11
映画のことはわからんが
役者としてのたけしはいいんじゃない?



41: らびにゃ~ 2000/09/05(火) 11:30
たけしの事だから、脚本とか演技指導はそこそここなすんだろうとは
思ってた。
だから、一作目(「その男~」)を見た時、一番驚いたのはあの映像
感覚だったな。白い壁をバックに立ちすくむ、無表情な男達。真横、
真っ正面を多用するアングル。どれも見た事無いものだった。
黒沢清の「CURE」や「復讐」シリーズは、明らかにたけし感覚に
溢れてる(特に、動的じゃない銃撃シーン)。



52: らびにゃ~ 2000/09/05(火) 11:43
初期の作品で、たけしがカメラマンにカメラアングルを指定したら、
「そんな素人臭い事したら、おれの感性を疑われる」
と拒否されたそうだ。
後にヨーロッパでの評価を確立してからの作品で、繋がらないカット
がある事に気付いたたけしは、カメラマンに
「撮ってる時言ってくれよ。判ってたんだろ、ベテランなんだから」
と言うと、
「いや、監督がそういったから・・・」
と言われたそうだ。



65: 漏れ 2000/09/05(火) 11:57
映画しか無いやって人と映画もできるぞって人の違いはあるでしょうね
ジムジャームッシュやウディアレンと並べられるのが不思議です<たけし



72: 漏れ 2000/09/05(火) 13:00
たけし映画で芸術性語る人は「誰でもピカソ」を面白く
見られる人でしょうね



84: 激裏名無しさん 2000/09/05(火) 13:07
北野の映画は全部似てる上に、内容が間延びしてるので
今までの映画のよいところだけとって一本の映画を作れば
いいものが出来たに違いない。



105: らびにゃ~ 2000/09/05(火) 13:30
泣くな!笑うな!
映像に酔え!



109: らびにゃ~ 2000/09/05(火) 13:34
映画を解釈する事自体、やめてみたら?
映画の楽しみは、何を撮ってるか、よりもどう撮ってるか、のほうが
大きいよ。



114: Purify 2000/09/05(火) 13:38
>>109
どう撮ってるか、ていうのはつまり映像に主眼を置くべき、ってことですかね。
それもひとつの映画の見方だと思います。
私はついつい映像における意図とかを見つけようとしちゃうんで、、
もう一度、映像を主体にHANA-BI見てみますよ。新しい感想持てるかもしれないです。



116: らびにゃ~ 2000/09/05(火) 13:43
何が映ってるかじゃない。どう撮ってるかなんだ。
撮り方が意図であり主題なんだ。
そう思って、「その男~」や「3-4×~」や「ソナチネ」を見てみて。





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